「斎場のぼったくり問題」に注意!正しい知識で安心の葬儀を

近年、一部の斎場や葬儀社による「ぼったくり」行為が問題となっています。
不明瞭な料金設定や不必要なオプションの押し売りにより、想定外の高額費用が請求されるケースも少なくありません。大切な人を送り出す場面で、こうしたトラブルに巻き込まれることは避けたいものです。

Youtube チャンネル めざまし8チャンネルより

【怒り】「ぼったくりや…」相次ぐ“家族葬トラブル” その実態とは? 追加料金で高額に… 【めざまし8ニュース】

そこで、被害に遭わないための心構えを以下にご紹介いたします。

被害に遭わないための5つのポイント

見積書を事前に確認する

葬儀の見積書は、具体的な内訳が記載されているかを確認してください。「基本プラン」のみの提示ではなく、実際に必要な費用が含まれているかどうかが重要です。

不要なオプションを断る勇気を持つ

高額なオプションを強く勧められた場合は、一度冷静に必要性を考えましょう。事前に家族と相談しておくと安心です。

口コミや評判を調べる

斎場や葬儀社の評判をインターネットで確認し、信頼できる業者を選びましょう。地域密着型の業者は、地元での評判が良い場合が多いです。

複数の葬儀社を比較する

時間が許せば、複数の葬儀社から見積もりを取りましょう。同じ規模の葬儀でも、費用が大きく異なる場合があります。

事前相談を活用する

葬儀前に相談をしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。信頼できる斎場や葬儀社は、親身に対応してくれるはずです。

葬儀で必要以上に請求された、様々な問題の例

1.見積もりにないオプション費用の追加請求

状況:
ある家族が見積もり金額50万円で葬儀を依頼しましたが、葬儀終了後に「装飾花代」「返礼品追加費用」などの名目で、30万円以上の追加請求を受けました。
問題:
見積もり段階で説明がなかった「オプション」が事後に加算されていた。家族は断りたかったが、葬儀後のため交渉が難しかった。

2. 基本プラン外の項目が高額請求

状況:
「低価格プラン」で葬儀を依頼したところ、「お棺のグレードアップ」「火葬場への移送費用」などが次々に追加され、最終的に3倍の金額を支払わされることに。
問題:
「基本プラン」の内容が不十分で、実際には必要なサービスがすべて追加費用扱いになっていた。

3.見積もりでは提示されなかった施設使用料

状況:
斎場の使用料が無料だと説明を受けて契約したものの、葬儀後に「会場設営費」や「控室使用料」として15万円の請求を受ける。
問題:
施設使用料が無料というのは一部で、実際に使用する設備は追加費用が必要だった。

4.解約時の高額なキャンセル料

状況:
他の葬儀社を選ぼうと解約を申し出たところ、「キャンセル料」として契約金の50%を請求された。
問題:
契約時にキャンセル料についての説明がなく、解約を諦めざるを得なかった。

対策のポイント

これらの問題を防ぐために、以下のような行動をとることが推奨されます。

見積もり内容を詳細に確認
 「基本プラン」に何が含まれるのかを具体的に確認しましょう。

事前に契約書を確認
 追加料金の条件やキャンセルポリシーをチェックすることが重要です。

消費者センターを活用
 トラブルに巻き込まれた場合、地域の消費者センターに相談することで解決策が得られる場合があります。

信頼できる葬儀社を選ぶために

私たちでは、明瞭な料金設定とわかりやすい説明を大切にし、ご家族のご希望に寄り添った葬儀を提供しております。
大切な方を送り出す場面で安心してお任せいただけるよう、事前相談も無料で承っております。

不安や疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。